未回収代金・未払い顧客の対応

最初から計画的に踏み倒す気で行われるケース、例えば大量発注や高額商品を注文して受け取ったらそのまま何処かへ居なくなってしまう悪質なケースだと、債権回収代行業者に依頼してもコストや手が打てる手段も限られてしまう。

大量受注や、高額商品・サービスといった場合は、最初から代金が回収できる決済方法で未然に防いだり、高額なオーダーメイド商品であれば手付け金のような代金の一部を支払って貰ったりするケースもある。

ただ、未回収代金が発生しても、「支払いを忘れていた」「振込用紙を紛失して連絡が後回しになった」といった場合も多い。通販を利用する頻度が高いほど「慣れてしまって」忘れる機会も増大しがち。

悪気が無くて「忘れた」のに、いきなり債権回収業者に委託したり、内容証明や少額訴訟をちらつかせたり、いかにも威圧的で喧嘩腰な雰囲気を出すと、固定客見込みだった顧客との関係もぶち壊してしまいます。

振込予定日から1ヶ月後に手紙、ハガキ、メールによる催促、数週間後の電話による催促など通常は冷静に対応していきたい。通常、悪気が無くて「支払いを忘れていた」といった場合は、メールなどで連絡すれば1週間前後で代金の支払いに応じる。