ダイレクトメールの段階的な送付

いきなり商品紹介よりも、キャンペーン、プレゼントの告知の事だけをダイレクトメールで送り、「これから何が始まるか」に関心を持って貰う。その後、プレゼントの申込み方法や、開催時期などについて詳細を告知し、最後に商品について告知。

日産のダイレクトメールで用いられた方法らしく、ターゲットとなる顧客層の研究から車の試乗会・見込み客に至るまで好結果を出したそうである。

キャンペーンやプレゼントの告知ハガキ→(一ヶ月後)→その詳細封筒→(一ヶ月後)→やっとここで商品や商談会、来店記念品の通知

4コマ漫画(ストーリー)に、「起承転結」があるように、販促にもストーリー性を持たせると、顧客が商品やサービスイメージを持ちやすい傾向を考えた物。

動画を一定時間流し続ける事が出来るTVのCMや、ネット上のFlashで制作されたバナー等はストーリー性を持たせやすいが、1通の封筒(ダイレクトメール)では難しい。

2段階・3段階と分けての告知なので、予算が何倍にもなってしまうが、顧客への充分な告知を行う事で、商品・サービスに対するイメージ力を高めてレスポンス率・購買率を高めやすくなる。

この段階的な送付方法は、車輌や不動産といった高額な商品・サービスほど必要な事かも知れない。

ちょっとこじつけっぽくなるが、宇宙【商品やサービス】へと飛び立つ【買ってくれる】のに多段ロケット【段階的な送付】を用いる、という事で