広告業界の定番…3B神話

1つは赤ちゃんBaby、次ぎに動物(ビースト)Beast、そして美しさ・美女を示すBeauty。各単語のBを取ることで「3B」。

何のことかというと、広告に用いるイラスト、写真にはこれらの「B」を用いると、広告のヒット率(訴求力のある広告)が高い傾向にある事から「3B神話」とされているらしい。

消費者金融のチワワやお馴染みの女性、ソフトバンクのキャンペーンに出てくる北海道犬、一見、「消費者金融とチワワ」、「携帯電話サービスと北海道犬」、製品とサービス・動物という双方の関連性は皆無ながらも、社会現象まで起きるほどの人気ぶりではある。

犬だからイケた、というより、CM上のストーリー、声、タイミングなどヒットした理由はもっと複雑ながらも、「視聴者の目を引く」という点では3Bが代表格となっている。

商品やサービスの内容だけが延々と流れるようでは、その広告自体に目が入っていない可能性も大きくなりがち。封筒タイプのダイレクトメールでは、よほどキャッチコピーや工作(封筒内部へのサンプル品混入など)に自信がなければ、なにも書かない方が良い場合もある、と言われているほど。